偶然ですが地雷除去キャンペーンの展示会を見ました。
大人たちの勝手な対立の結果、何の罪もない子供たちまでが言葉では言い表せない程の苦難に遭っていることを具体的に知りました。
太平洋戦争末期の悲惨な状況をおぼろげながら覚えている自分として、カンボジアの10平米の地雷原を安全にできるというキャンペーンの絵本
「続・地雷ではなく花を下さい」
を購入するだけでは気持ちが落ち着かず、地雷除去キャンペーン事務局へ以下のような電子メールを送りました。
「地雷でなく花をください」の発行者様
展示会を拝見しました。大変なショックを受けるとともに、
平和な日本に住む一人として、微力ながら何かできることをし
たいと思いメールをいたします。
私は30年このかた趣味としてある花(皐月)を育成して
おり、インターネットのホームページ上でも趣味としての情
報発信を続けております。
私が「地雷ではなく{花}を下さい」の一文に引かれたのは、
この{花}の一文字であった様な気がしています。私としまし
ては、文字どおり皐月の{花}をご提供することもやぶさか
ではありませんが、地雷を取り去った野原で、皐月が育つ
かどうか危ぶまれますので、皐月の{花}をお金に変えて
お届けできればと、次のようなことを考えました。
ぜひご検討の上、ご意見、ご忠告を頂戴できれば幸い
です。
先にも述べましたが、私のホームページの1コーナー
では、皐月を「挿し芽」によって増やすことを奨励して
おります。私が実際に挿し芽をしたサンプルの写真を
ページ上に掲示し、成長過程に応じた手入れの方法や
注意などを見ていただくことをこのコーナーの目的と
しております。昨年の挿し芽は成長し、もはや今年
{花}が咲いたものもありました。
(平成8年6月に挿し芽したもの)

(今年9月に実施した秋挿しの苗)
私は、この挿し芽のサンプルを、来春お好きな方に
差し上げ、その方の「志」を頂いて、貴組織へ全額
寄付させていただきたいと思っています。
挿し芽は現在100本程度しかありませんが、もし許諾
いただければ、来春には場所の許すかぎり挿し芽を行い、
(私1人でも5−600本程度なら可能です)1年後には、
ある程度の実績を上げるとともに、インターネットを通じて
同好者に呼びかけ、「善意の挿し芽運動」として広げて行く
ことができたら望外の喜びです。
ぜひ、ご検討いただき、私のホームページ上で、この
趣旨を発表することをお許しいただきたくお願いいたし
ます。
また、その際「続・地雷でなく花をください」の本の
表紙、及び内容の一部を引用させていただけますと
大変ありがたいのですが。あわせてご検討のうえ、
ご返事いただきますようお願いいたします。
なお私のホームページのURLは下記の通りです。
一度ご高覧の上、以上のお願いをお聞き届けください
ますようお願いいたします。
草々。
URL:http://www.nsknet.or.jp/~ja2br/index.html
これに対して、次のような返事を頂戴しました。
平成9年8月28日
拝 復
晩夏の候、益々ご清祥のこととお喜び申し上げます。
先般は「地雷ではなく花をください」に関するお問い合わせを頂き、誠に有り難うございました。先日のJAPANTENTにお越し頂いたとのこと、嬉しく拝読致しました。
さて、貴方様のご提案についてですが、喜んでお受けしたく存じます。貴方様のホームページを拝見させて頂きました。美しい皐月の花や挿し芽から、生命の息吹が感じられ、私どもの絵本を通じこのようなご協力を頂けるとは、有り難い限りです。
なお、ご寄付の送付方法ですが、貴方様より一括で当会口座にお送り頂けるのか、或いは個人お一人おひとりから直接お送り頂くかをご回示頂けますか。それに応じて、領収書の発行をさせて頂きます。
また、絵本の表紙と内容の一部使用については、どのページをどのような形でご使用されるのか見本をお送り下さいませ。挿し絵をされた葉祥明氏にもお見せし、了解を得る必要がございます。
貴方様の「善意の挿し芽」運動が世界中に広がるよう、また地雷ができる限り早く地球から取り除かれるよう、私どもも引き続き微力を尽くして参ります。今後とも宜しくお願い申しあげます。
今後の貴方のご健勝とご活躍を、心より祈念申し上げます。
敬 具
私の返事
前略お許し下さい。先日は私の勝手なお願いを快く
お聞きとどけいただき、まことにありがとうございます。
私の考えております方法を、ホームページ上に仮設定
いたしましたので、是非一度ご覧いただき、絵本「続・
地雷ではなく花を下さい」の表紙の利用につきましても、
ぜひ許諾いただきますようお願い申し上げます。
仮設定しました「ページ」は、
http://www.nsknet.or.jp/~ja2br/sunny.html と
いたしました。現在、未公開ですので、末尾の
sunny.html の部分のみ、恐れ入りますが,
手動でkey−inの上、当該ページへお入り下さい
ますようお願いいたします。
お許しのご一報をいただきましてから公開いたしたく、
それまではページのアドレスは伏せておきますので、
何卒よろしくお願いいたします。
そのほか、私の考え方につきましてもアドバイスが
ございましたら、是非ともご教示いただきまようお願い
申し上げます。
ご努力に敬意を表しつつ・・・。
草々。
9月18日
いただいた返事(2)
平成9年9月19日 難民を助ける会
拝 復
初秋の候、益々ご清祥のこととお喜び申し上げます。
さて、仮設定のページを拝見させて頂きました。絵本の表紙を美しく活用して頂き、感謝致します。
どうぞ宜しくお願い申しあげます。
なお、ご寄付の送付方法についてもご回示下さいますようお願い申しあげます。
敬 具
私の返事2
前略、早速のご返事ありがとうございます。大変嬉しく存じます。
本日ただいま、ページを公開させていただきました。今日から
貴組織に対し微力ながらお役に立ちたいと気持ちを新たにして
おります。
ご返事を読ませていただく前でしたが、今日、皐月会の支部
事務局をたずねて、私の考え方を話し協力を求めて来ました。
実際に苗を販売できるのは来年春になりますので、それまでに
別途何か考えなければならないものと思っています。
寄付の送金方法は、売り上げ金につきましては私から一括で、
また会場などで個々にご寄付いただいたものは皐月会事務局名
で、この趣旨に賛同された方からのご寄付は、当然個々のお方の
お名前でさせていただくことになるものと思っています。
どのような結果になるか全くわかりませんが、一生懸命やらせて
いただきますので、何卒よろしくお願いいたします。
とりあえず、絵本の転載を許可いただきましたことのお礼を申し
上げげます。
草々。
9月19日
難民を助ける会 事務局 御中
私は次のようにすることを決めました。
@来春の花期展示会の席上、チャリテイのスペースをお借りして即売を行い売上金をそのまま寄付する。
@その際、日本皐月会支部のメンバーにも呼びかけ手持ちの不要苗を提供していただく。
@インターネット上の同好者にも協力を求め、どのようにしたら合理的に効果が上げられるか、アイディアを
ご提供いただきながら改善を図っていく。(サイバーマネーが早く実用化されたらいいのに・・・)
@毎年春には1000本を目標に挿し芽を行い翌年に備える。以降毎年継続していく。
ちょっと無理かな、と思うところもありますが、一応計画を立てないと自分の体が動きませんので、
予定として掲示する次第です。このページをご高覧の皆様のご理解とご協力を賜れば幸いです。
地雷原が1日も早く{花}に覆われた平和な原っぱになることを祈念しつつ。
Homepage.