貴公子





ご挨拶

 さつき盆栽ホームページへようこそ、心から歓迎いたします。


 私が「さつき」という花木に興味を持った理由は、やはり父親ゆずりのようです。 私の父親はもっぱら「挿し芽」でさつきを増やし、花を付ける頃お好きな人にプレ ゼントするというのが趣味でした。

 私はと言えば、父親の脇で、彼の行なう「挿し芽」を見ていたというのが最も古い記憶です。 やはり「三つ子の魂百までも」なのでしょうか、極く自然に「さつき」が好きになって行った としか言いようがありません。父親との記憶はもうウン10年も前のこと、転勤、転居を経て 10数年前やっと居を構えた我が家の庭は、いまや「さつき」の鉢で埋め尽くされ、ややお荷物 の感も否めませんが、ここまで来ると理屈を抜きにして、もうこの花とは一生離れることが 出来なくなってしまいました。

 さて、この花木の特徴ですが、温室も冬の加温も全く必要がなく、自然のままで簡単に育てることが できます。それに、花の季節にはバラエティに富んだ花を長い間見せてくれますし、花が終われば 若葉が萌え出し、樹形を整えることも簡単に出来るなど、初心者には初心者なりの楽しみ方が、そして ベテランにはベテランにふさわしい見事な盆栽の素材としても十分な可能性を備えるという、 まさに便利(?)な花木なのです。また、この木は挿し芽によって簡単に増やすことができます。 梅雨どきに行なった挿し芽には、翌春、もう 花が咲いたという経験を私は何回もしております。

 一方、これも「さつき」の特徴と言えば特徴なのですが、花も樹形も華やかさに欠けるという一面は 否定できません。例えば、最近の「ガーデニングブーム」などという現象とは、同じ花でありながら ご縁が薄いのは、この地味さ加減にあるのではないかと思っています。
 しかし、「日本皐月協会」が全国に支部を設けて会員を擁し、今もなお活動を続けているというのは、この 「さつき」という花木の、地味ながらも捨てがたい魅力によるものではないでしょうか。

 日本の盆栽(BONSAI)が、国内よりむしろ国外でもてはやされる時代に、インターネット上に 「さつき盆栽ホームページ」と銘打って情報発信するには、ちょっと勇気が要りますが、先輩諸氏の 見事な盆栽を紹介したり鑑賞することも含めて、このホームページを進めて行きたいものと思っています。


 ごゆっくりどうぞ。そしてご覧になったあと、ご忠告やご意見をお聞かせいただけたら大変嬉しく存じます。

   平成8年8月15日 (平成13年7月31日リライト)



編者






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