(2006年4月28日 金沢市内にて)

 満開の桜が春の宴なら、きょう街の中で見た「かいどうりんご」は一服の清涼剤。薄桃色に霞んだ桜の舞台から、純白と緑の爽やかな世界へ 早変わりです。しかもこの花は、この土地に密着した歴史ロマンを秘めています。

 今から約100年前、当時殖産政策として「りんご園の経営」が勧められました。この樹は当時の様子を今に残す貴重な一本です。

 ホテルやオフィスビルが立ち並ぶこのあたりも、当時はきっと見晴らしのきく畑が広がっていたことでしょう。そんな中に一面咲き乱れる純白の花、 穏やかな春の日差しを受けて働く人たち、そして当時の生活の様子など、この花を通して次々と想像が広がって行きます。









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