天女の逢引き

2005年1月2日午後2時33分撮影

 見事な根上がりの松。正面から左側に回りこみ、成巽閣の入り口とこの松とを結んだ線上から根元を見て下さい。
 美しい天女を男性がエスコートしているような「絵」が浮き出ています。天女は左手を軽く頬にあて、男性をじらしているようにも見えますね。 右へ流れている2本の根を天女の脚と見れば、なまめかしささえ感じるほどの偶然です。

 私はこれに「天女の逢引き」と命名しました。




ウルトラマンの危機

2005年2月5日午前11時44分撮影

 「天女の逢引き」と全く同じ場所から撮影したものです。この日は雪模様、幹に付着した雪が幹肌を濡らし、 微妙な明暗の模様を作ります。
 今日は「天女」が一転「ウルトラマン」に変身、しかも彼は背後から何者かに締め上げられ身動きがとれません。 はたしてウルトラマンは・・・?
 今日は「ウルトラマンの危機」とでもネーミングしましょうか。




怪物のイメージへ

2005年5月5日午後4時14分撮影

 今日はちょっと驚きました。

 美しい天女からウルトラマンへ変化したイメージは、きょう得体の知れない怪物に更に変化していました。 この写真を見た時、脳裏をかすめたネーミングは
「酒呑童子か?まんとひひか?」。

 やや猫背をしたサメ肌の怪物が、左手を口にくわえてジットこちらを見ています。見方によっては、あごひげが伸びた「まんとひひ」のようにも見えます。
 これは、私の想像力が貧困になったことの現われなのでしょうか? 




フランケンシュタインと怪物

2007年4月27日午前10時18分撮影

 きょうは視点を少し変えてみました。いつもの場所から右方向へ7、80度動いた所です。この場所は根上がりの松の正面より少し左へ寄った所にあたります。

 先回、怪物と命名した「顔」の部分が左に小さく見え、その右に大きな「白塗りのフランケンシュタイン」が左手で怪物の顔をなでながら、何か言い寄っています。

 「これから根上がりの松に住む怪物は俺様に決定だ」・・、とでも言っているのでしょうか。




可愛い子犬?

2007年5月29日午後4時30分撮影

 きょうの午後、ちょっと時間があったので兼六園のゲートをくぐりました。七不思議を始めてから、兼六園の見方が少し変わってきたような気がします。

 もちろん、四季折々に姿を変える名園の姿を堪能することに変わりはありませんが、最近「斜に構えて」レンズを向けている自分に気づきます。 このことは良い事なのかどうなのか自分にも判断できません。この写真も子犬の顔を意識してシャッターを押したものではありません。パソコンに取り込んだあと、 1枚1枚写真を見ていく時、「ふとした遊びごころ」がこんな部分に自分の目を向けさせる・・・、とでも表現すれば良いのでしょうか・・・。

 それにしても、怪物つづきの根上がりの松の幹肌に久しぶりに「可愛い子犬」の顔を見つけ、きょうは何となくホットしました。




諸葛孔明?

2007年7月11日午後0時38分撮影

 梅雨もたけなわ、傘をさしたりすぼめたりして園内を歩きました。

 八つ目の「不思議」を発見したら、今紹介している七不思議の中からどれを外そうか・・・、などと考えながら歩くのですが、 なかなか新しい「不思議」にお目にかかることはできません。

 そんな時、自分の足は半ば無意識に「根上がりの松」に向います。複雑に絡んだ「根」、雨が当たると不思議な模様を見せる「幹肌」。 この松の前に立てば何かイメージが湧いて来る・・・、最近こんな期待感を持つようになりました。

 時刻はお昼を回ったばかり。空は灰色、時々雨が落ちてくるといういやな天気です。思いを巡らしながら「松」の回りを一周し正面へ戻ったとき、 このイメージが私の心を捉えました。

 昔、十八史略の中で学んだ「諸葛孔明」か・・・?。その後にいるもう1人の人物は?

 馬謖? 忠達?




宇宙人??

2008年12月7日午後2時15分撮影

 雪景色を撮る目的で行った兼六園でしたが、例によって自然に足が向いたのは「根上がりの松」の周辺です。

 天気がよく、しかも周りの雪が光を反射して、ファインダーの写りを邪魔します。オートフォーカスを頼りにしながら、 カメラを松の根元へ向けてシャッターボタンを何回か押しました。 

 これはそのうちの一枚です。

 大きな頭に大きな目。鼻の穴も二つちゃんとありますし小さな口も認められます。胴体のあたりがちょっと不自然ですが、 直立二足歩行ができそうな怪物です。でも、ユーモラスな味わいがあり、親しみが持てますね。 




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