虫食い

(2004/9/20)

(さし芽から8年3ヶ月経過)




 今年の夏はどこも記録的な暑さでした、そのためか害虫の発生も例年より多いようです。「高豊の光」にも毛虫が付きました。樹頂部と左の枝の先端に 何者かが卵を産みつけ、幼虫が葉っぱを食い荒らします。気がついたころには既に相当な範囲の葉が網のようになっています。





 早速殺虫剤を散布しましたが、もうこの枝は来春の芽吹きまで新しい葉っぱは期待できません。害虫にも種類がいろいろあり、このように葉っぱを食い荒らすもの、 枝の先端について、つぼみの部分だけを食い荒らすもの、葉っぱの裏から樹液を吸うもの、など虫の形や動きも様々です。





 瀕死の秋月です。9月の声を聞いても回復の兆しが見られません。このまま放置すれば今冬を無事越すことは不可能でしょう。そのため思い切ってきょう 植え替えを実施しました。鉢も今までの浅い化粧鉢から駄鉢に変えて水はけと空気の通りを良くしました。これで回復しなければもう諦めるしかありません。
 あんなに元気だった木がどうしてこんなことになるのでしょうか。それは、

@花後の剪定時に木の成長点である枝の先端を切り落とし過ぎたこと。
(枝の先端についた二つの葉を残して剪定したのですが、この木の樹勢を考慮せず、多くの枝の先端を切ってしまったため、水揚げが極端に悪くなった。)

A剪定を受けて弱っていた木に無理に針金を掛けて矯正したこと。
(木の姿を早く整えたい気持ちが先行し、剪定と針金掛けを同時に行ったため、木に大きな負担を掛けることとなった。)

B植え替えの時期が来ていたのに、剪定だけを行い植え替えをしなかったこと。
(この木は平成13年5月に植え替えをしており3年が経過していた。若木の場合、2〜3年に一度植え替えをするのが常識です。)

 このような悪条件が重なり、この木は動きを止めてしまいました。しかし、もっと根本的なことを言えば、この木に対する愛情が欠如していたことが最も大きな 原因であることは、自分自身が何よりよく判っています。

 何とか回復してくれ、と祈るような毎日です。







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