冬眠に入る前に・・

(2004/12/8)

(さし芽から8年5ヶ月経過)





 今年も師走になりました。間もなく雪がやって来ることでしょう。それまでに皐月シェルターを組み立てなければなりません。この作業は何時着手するか の決断が最も重要になります。早すぎれば、皐月たちに暗くて風通しの悪い環境を無駄な時間強いることになり、遅れたら雪の被害をまともに受ける結果になります。

 私の経験則では師走の第一土曜と日曜がこの作業日に当たるのですが、今年は12月に入っても気温が高く、例年11月になると必ず降る激しいみぞれもまだ 降りません。例年と比較して、全ての点で「上ぶれ」していることは私の皮膚感覚からも明らかです。そのため今年は組み立て作業を1週間延期して、 第2土曜、日曜にしました。

 きょうは、お別れ前の皐月とのデートです。北陸特有のどんよりした天気が続く中、雲が切れてお日様が覗いた僅かな時間に彼女(?)の写真を撮りました。

 上の写真は養成棚から下してそのまま撮影したものです。左へ出ている枝は、今年9月「虫食い」として紹介したものですが、どうやら無事に成長しているようです。

 樹形にやや乱れがありますが、はさみを入れるのは越冬してからにします。





 これは、秋の日光と肥料をたっぷり吸収したつぼみの一つです。

 夏から秋にかけて「花芽分化」と呼ばれるつぼみの生長が始まりますが、枝先についた全てのつぼみを放置した場合、木と花のバランスが崩れて、 来春の良い開花が望めません。そのため不要のつぼみを間引きして一つ一つのつぼみが力を蓄え、適当な間隔を保つよう今から調整をします。 これを「摘蕾」といいます。

 この木も、秋から不要と思われる蕾を相当数外しましたが、まだまだ多いので来春にもう一度最後の「摘蕾」を行います。

 ところで、”申年は荒れる”のジンクスどおり今年の天候は極めて不順でした。
●春先の異常な暖かさは皐月の開花を早め、恒例の花期展示会には大方の盆栽が花の盛りを過ぎていました。
●夏は異常な暑さ。真夏日が何日も続いたあの記憶は今も新たです。
●秋は台風のオンパレード。それに豪雨。
●天候とは違いますが、10月23日に発生した新潟中越地震。

 こう挙げてみると、今年が如何に異常な年であったかが改めてわかります。 この原因は、いわゆる地球温暖化のなせるワザなのか、たまたま異常な現象が偶然集中しただけなのか・・・、私は後者であってほしいと願っています。







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