花後の手入れ

(2005/7/2)

(さし芽から9年0か月経過)


 花が終わると、次の作業は「花がら取り」「お礼肥え」「花後の剪定」と続きます。さつき盆栽は、剪定した後に出てくる新芽を来年の「花芽」として 利用するため、剪定時期は非常に重要なポイントになります。もしも剪定が早過ぎると新芽が伸び過ぎて盆栽のフォームを崩しますし、遅すぎた場合には 花芽が十分充実することができず、極端な場合来年の花が見られなくなってしまいます。

 上の写真は、花がらを取りお礼肥えを与えて樹勢の回復を図り剪定を待つばかりになった高峰の光です。北陸地方では花後の6月下旬から7月上旬が 剪定の好適期と言われていますが、手持ちの盆栽が多い場合には、終わり近くの鉢はぎりぎりになってしまう場合もあることでしょう。

 拙宅でも、きょう7月2日やっと全ての鉢の剪定を終わりました。





 この高豊の光は写真撮影が必要なため、ついつい後回しにしてしまい、最後の一鉢としてきょう剪定を終わったものです。この木はもう一回り大きくしようと考えて いるため、今年の剪定には特別な手法が必要になります。まず、剪定を始める前、大きく伸びた新芽のうち、左・右・奥の一番外側の新芽に針金を掛けて横にねかせます。 こうすることにより、盆栽の「間口」、「奥行き」を少し大きくすることができます。その他の必要な新芽や枝にも補助的に針金を掛け、全体のフォームを調整します。

 その後、立ち枝や徒長芽の整理、その他の新芽は「2芽残し2葉残し」の手法により剪定を行ったものがこの写真です。あわててやったため、ちょっと乱雑ですが、 木が落ち着いたところで更に微調整をすることにします。






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