剪定の好適期

(2006/6/30)

(さし芽から10年目に入りました)


 この挿し芽サンプル紹介も今月で10年目に入りました。始めた頃、写真を撮るのに苦労したことを思い出します。当時、良いデジタルカメラがなく、 30万画素程度の一般品で我慢しながら撮影を始めました。10年という時の流れは、カメラの性能など技術的な面は様変わりさせましたが、 肝心の「皐月」はと言えば、10年過ぎても精々こんなものです。

 今年も剪定の時期を迎えました。きょうは6月最終日、北陸での剪定時期もそろそろ限界です。左の状態から「バリカン刈り」を行なって荒っぽいシルエットを イメージした後、芽切りばさみを使って「2芽残し2葉残し」、「古葉止め」を行います。

 この木は昨年の植え替え時期がやや遅かったため、今年の花の咲き方、幹の太り方ともに不満があります。この後の手入れによって挽回しなければなりません。




 この写真は、剪定の前後、木の真上から撮影したものです。(写真の下側が正面です)
 この木の問題点は、頭の部分が尖っていて優雅さに欠けること。頭をもう少し丸くして落ちついた雰囲気を持たせたいと思っています。


「10年が過ぎて・・」
 私にとってこの10年はホームページのメンテナンスを通して皐月とのつながりを密にした特別の時間でした。仕事をリタイアすると、 時間感覚がルーズになったり、生活パターンが乱れたり・・、との声をよく耳にしますが、私はさつき盆栽のお蔭で何とか今まで自分の 生活パターンを守って来ることができました。

 世の中、「デジタル」という言葉に代表される「忙しない時代」にあって、皐月盆栽のように「アナログ」的な要素を生活の一部に取り入れることが、 精神衛生面からも必要なのではないか・・・? こんなことを考え続けた時間でもありました。

 性能が向上した「デジタル」カメラを使って、さつき盆栽の姿を美しく紹介できる「デジタル」のメリットは享受しながら、これからも皐月盆栽ホームページを 「アナログ」的な観点で続けて行きたい・・、と思っています。









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