花前の整姿

(2008/4/23)

(さし芽から11年10ヵ月が過ぎました)


 きょうの最高気温は26度。鉢の手入れのため庭に出ると汗ばむほどの陽気です。さつきたちも元気一杯、すくすくと新芽を伸ばしています。しかし成長するという ことは姿も乱れやすいということ。それと、幹には脇芽が密集し風通しを悪くします。

 左の写真は養成棚で越冬し、動き始めた現状をそのまま撮ったものです。蕾のわきから3〜4本の新芽が伸びており、シルエットは日に日に大きく変化します。 このまま放置したら、人様に見ていただくことができないほど恥ずかしい姿になってしまうことでしょう。

 花前の剪定は当然のことながら慎重に行なうことが求められます。どの花芽も充実し、これから開花しようとするエネルギーが満ち溢れています。 そんな花芽も、蕾のついた場所、蕾の方向、蕾の数など、総合的に見て「この蕾は不要」との決断をしなければならない時があります。そんな場合、蕾に詫びながら 「心を鬼にして」摘蕾します。

 右の写真は、上記の花前の整姿・剪定を終えた状態です。全体がやや左へ傾いていますので、次の植え替えの時、慎重に 位置を修正したいと思っています。




 この写真は、剪定の前後に鉢の真上から撮影したものです。(下側が正面です)
桜の花もすっかり散りましたが、これからしばらくは一年中で最も過ごしやすい季節です。しかし、人間にとって過ごしやすい環境は病害虫にとっても同じこと、 これから開花までの約1ヶ月間は綺麗な花を見るための最終段階、重要な作業(施肥・殺虫・殺菌)が待っています。  







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